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草間彌生最大回顧展が登場!新作「無限鏡屋」と200点の名作が展示

台湾で開催中の展覧会《草間彌生の軌跡と奇跡》が、国立台北教育大学北師美術館で展示され、開幕から好評を博しています。この展覧会は、草間彌生藝術世界の深さと魅力を示しています。同時に、草間彌生の最新作「無限鏡屋」《私の心はきらめく光でいっぱい》(My Heart is Filled to the Brim with Sparkling Light)がオーストラリア・メルボルンのビクトリア国立美術館(NGV)で初披露され、多くのアート愛好家がその創造的魅力を体感するために訪れています。

点描から南瓜彫刻へ、200点の名作が再現

今回の草間彌生展は史上最大規模で、装置藝術、絵画、彫刻、ファッション、行為芸術を含む200点以上の名作が展示されています。彼女の80年にわたる創作キャリアを網羅しており、新作の「無限鏡屋」だけでなく、《跳舞南瓜》(Dancing Pumpkin)も注目の一つです。この高さ5メートルの巨大な南瓜彫刻は、黄色地に黒い点の鮮やかな配色で、草間彌生の波點藝術と遊び心あふれるエネルギーを表現しています。

屋外に広がる没入体験、必見の見どころ

草間彌生展覽の世界は美術館内に留まらず、メルボルンの街全体に広がっています。例えば、セントキルダ通り沿いの街路樹には白い点が描かれたピンクの布が巻かれ、これは《樹上的波點升天》(Ascension of Polka Dots on the Trees)と呼ばれる公共アートです。また、《水仙花園》(Narcissus Garden)、《圓點執念》(Dots Obsession)、《埋葬された無限の中の希望》(The Hope of the Polka Dots Buried in Infinity Will Eternally Cover the Universe)なども注目の作品です。

時空を超えた芸術進化を全面的に展示

草間彌生の創作は彼女の個人的経験や精神世界に大きく影響を受けています。本展では1930年代初期の日本松本市での繊細な絵画から、1957年のアメリカ移住後の前衛的な作品、そして最近40年間の南瓜彫刻や大型インスタレーション作品まで、彼女の藝術世界が時間順に展示されています。絵画、インスタレーション、衣装デザインにおいて、彼女の作品は常に愛、自然、自己超越を探求し続け、観客に彼女のユニークで豊かな内面を垣間見せます。

NGVでの草間彌生展

開催期間:2024年12月15日〜2025年4月21日
開催場所:オーストラリア・メルボルン ビクトリア国立美術館(NGV)
展覧会公式サイト:詳しくはこちら

出典:DesignboomMy Modern MetHypebeast

 

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